誰もが一度は聞いたことのある【お客様は神様】という言葉について、経営している飲食店のお話も含めて書こうと思います。
【お客様は神様】
この言葉の使い方を間違っている人が未だに沢山いて困ります。
さて、この言葉はどこから生まれ、広まり、その本当の意味はなんでしょうか?
歌手の「三波春夫」から始まった言葉を「レッツゴー三匹」という漫才師たちが広めた。
というのがこの言葉の生まれと広まりです。
意味は、簡略化しますが、三波春夫が客席のお客様に対して言った言葉ですね。
神様を前にしているかのようにちゃんとした気持ちで歌う、歌わなければいけないというような意味が込められています。
もちろん、「三波春夫」の歌を、楽しもう!きちんと聴こう!とマナーを守っているお客様が大前提の話です。
「こんにっちわ、こんにちわマリオの世界の国から~」を歌った人です。
接客業をしていると嫌でも【お客様は神様】という言葉を耳にします。
まだ世の中に出る前、家系的に飲食系だったので小さい頃から聞かされていた言葉でした。
言葉そのままだと思い込んでいました。
そして、社会に出て修行します。そこでも同じ言葉を耳にします。
今までと同じように言葉の通りだと思っていました。
しかし、自分が家を継いで接客するうちに疑問が浮かびました。
明らかにお客様の方が悪いのに自分を【お客様は神様だろうが!!】と突っかかって来るのです。
自分で大きな責任をもってお店を経営していく身になるまで、修業の間は、上の人に任せっきりで深く考えることがなかったんですね。
その疑問に思う出来事の時はまだ若かったので言葉に出すことは無くても顔に出てしまいました。
_| ̄|○ il||li
そこで調べたわけですが、上記のような内容でした。
しかし、飲食業に限らず接客業のすべてで【お客様は神様】という言葉が使われます。
間違った意味合いで広がったのですが、この言葉は「例え」として使いやすいんですよね。
使い方は状況様々ですが、お金を落としてくれるのは「お客様」なんです。
お店はお客様がお金を落としてくれないと経営が成り立ちません。
お金を落としてくれる=【お客様は神様】
という式が見えてきます。そもそもこの式が勘違いの根源です。
間違ってはいないんです。勘違いするんです。
この式が成り立つのは、
本当にお金が無くて経営が続かない、もう終わりだ、というお店。
どんなお客様でもいいから1円でも落としてほしいという背景が見えてしまいます。
世の中にはそういうお店はありますが見た目で判断できるかと言ったらほとんど無理だと思います。
そんなお店に足を運ぶお客さんはあまりいないでしょうから、極力そう見えないようにするのが普通です。
あくまでこの背景のあるお店に対してだけです。俗に言われる【お客様は神様だろ!】って強気で言えるのは。
普通にお店で【お客様は神様】だからといって何をしてもいいんでしょうか?
マナーも守れない人はお客様どころか悪質なクレーマーでしかありません。
それも自覚できていないんです。
【お客様は神様】という言葉を勘違いしているお客様のお話をします。うちのお店を例に挙げますね。以前起こった出来事です。
うちはレストランです。ファミリーレストランではありません。それも地元密着型なので地元人
にはどのようなお店か知られています。他県から来る方は事前にホームページなど見てくださるのでレストランだとわかった上で来てくれます。
長くなりそうなので明日UPします。<(_ _)>
コメント
仕事が年間契約でいくらってタイプのサービスだったんですが(・∀・)金も払わず文句ばっかたれる 奴には
金払わない奴は客じゃねええと思いながらにこやかに金払えと言ってました(・∀・)
>キノヒデさん
( ^ω^ )ニコニコしながらの対応が一番グサッときますよね。
「お客様=神様」でも,「ただの客≠神様」ですよね.
「様」が付くなりの態度(?)は示せと,そう思います.
>じょんぷさん
そうですね。様をつけて呼ぶからにはお店にとっては必要な人(お金を落としてくれる人)と見ているわけですから、せめて少しだけでもマナーを考えてほしいですね。
わたしの 回収率尋常じゃありませんでしたよ(・∀・)一番若いのに 回収いかしたら必ず回収してくるとうね
>キノヒデさん
(;゚Д゚)それはすごいですね。
技術屋なんで ついつい皆そういうのうとくて(・∀・)回収率悪いんですよ~
私? いいからいますぐ払わんかい(・∀・)にっこにこ
>キノヒデさん
お金くれればちゃんとします、くれないならしませんが普通ですもんね。
お金の切れ目は縁の切れ目じゃないですけど回収は大事です( ・Θ・)ゞ