地元に飲食ジャンル違いのお店がオープン 今後生き残れるか勝手に考察 前編

料理教室

今回は飲食店経営からの視点のお話です。

初めにお伝えしておくことがあります。

私のお店はど田舎にあります

田舎

飲食ジャンル違いのお店がオープンしたので今後生き残れるか勝手に考察してみようと思いました。

ちょっと前置き・・・

どんな仕事でも、今後生き残っていけるかと言ったら保証はないですよね。
私のお店もそうです。
その場、世の中の波にうまくのったりして続けていかなければなりません。
天災などから生産の段階で不作なると、それがすべての飲食店に打撃を与えます。
仕入れ値が高騰したり、販売価格を上げなければならなくなったり。
下手に上げると下げれなくなるのですが、それでも、必需品であれば買わざるを得ないです。
そこを利用して上げた販売価格を下げない業者もあります。
逆も然り。

お店をオープンする、経営する、生き残るためには、まずその地域の型にハマらないと生き残れません
料理が美味しかろうが、人が好かろうが、地域の人に嫌われたら終わりです。

地域の型とは住んでいる人の求めるものとも言えます。

私の地域では、「新しいものが好き」な方がほとんどです。

飲食に限らず、様々なジャンルで新しいお店がオープンするとおかしいくらいの行列ができます。そして、あっという間に行列ができなくなります。

そうです、新しいものが好き飽きやすいんです

この地域性を理解した上で経営していかないといけないんです。

お店を出すのはイイですが、あなたは何をしたいんですか?とたまに思います。

というのは、自分が覚えてきたこと、修業してきたこと、得意としていること、周りから評価されていることなどをお店という形にして商売をするわけですから、お客様に奉仕することが目的ではなく最終的には稼ぐことが目的です。

美味しいもの、好かれる接客などは当たり前ですが、そこで止まっていてはただの自己満です。

材料を買った、それで料理やケーキをつくった、売った。

この流れの後、儲かってないと意味がないです。

【自分が覚えてきたことをお店を通してお客様に提供したい!】

という方がいます。特にレストランなどで働いている「料理だけを作っているシェフに多いです。美味しいものを提供したい!という我が強くなりすぎてしまうんです。間違いではないんですが、それではやっていけないんでうちにいるシェフには少し考えを改めさせました。

よく私のお店で会話の中に出てくるのは職人なのか商人なのかです。
お店を経営するにあたって両方いることが望ましいですが、ネットビジネスなどの仕事内容によっては「商人」だけで成り立ちます。

一人で両方の才能を持っていれば最高・・・と思いますが、現実はそう簡単ではないです。お店のジャンルや広さなど色々踏まえた上で両方いることの方が成功しやすいと思います。そのかわり対立はあると思いますのでそこがうまくいけばの話ですけれど。

東京は全国から人が集まっているので比較的お店をやりやすいのかな?と思います。
田舎人からの視点
全国から集まっているので、お客様を獲得しやすいんじゃないかと思えるからです。
しかし、獲得しやすいということは、離れやすいのかもしれませんね。
入れ代わり立ち代わり人が変わるのである一定のラインで売り上げを維持できるような気もします。都会にお店を出すつもりはないのでわかりませんが。あくまで田舎人の視点です。

東京など都会で成功したからといって田舎で成功するとは限りませんし、大抵の成功者は図に乗ることが多くプライドを持ってしまうため失敗しやすいと言われています。
その中での成功者は、一度プライドを横に置いておいて、オープンした後のお客様の反応などをきちんと受け止めて柔軟に方向性を変えたりできる方です。

都会と少し違うのは、田舎は人口が少なく、同じ人間が何度もお店に足を運んでくれるようにしなければならないということです。

お店をオープンした後は、ほとんどが右上がりの売り上げを出せると思いますが、必ず100%落ちる時が来ます。その落ちる角度を極力浅くするためにイベントや新商品販売など新しいことをするわけですね。
一旦落ちた後が大事で、そこで終わってしまう方もいれば、そこから緩やかに上がり平行に近い形に持っていく方もいます。
後者は、それまでの過程の中で常連を獲得しているお店ですかね。
世の中のブームなどにも影響されますが、ここではシンプルにお店についている、つけることのできたお客様のさじ加減で今後の経営が変わってくることを言っています。

かなり前置きが長くなってしまいましたwww

後編ではこれらを踏まえた上で「新しいものが好き」&【飽きやすい】私の地域でオープンした、飲食ジャンル違いのお店が今後生き残れるか勝手に考察していこうと思います。

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コメント

  1. すろたろう より:

    すろたろう的考察
    吉牛 → 生き残れる
    小洒落た店 → 生き残れない

    小洒落た店は一回行って満足しちゃうんですよね(^^;;

    通いつめるのは、吉牛とかココイチとかそういう店

    異論は認める。

    • もん より:

      >すろたろうさん
      (;゚Д゚)こんなスロットと離れた内容の記事にコメント下さるなんて・・・ありがとうございます!!
      (最終的にスロットの話になるのは後編を見るまでは内緒です)

      気軽に入れる吉牛などとは違い、カフェのような小洒落た店には気楽さを求める割合が多いですからね。
      一度で満足してしまうし、入って長居されると売上上がらないんで生き残れない確率が高いです。

  2. キノヒデ より:

    う~ん(*´д`*)

    商売人と職人はお互いを認めないですからね~(*´д`*)

    うちも上二人が数字 その下がスキル 重視
    上二人は職人ともめんのめんどくさいから話あわせますが 結局若手には数字数字言うから うまくいくわけ無いという(*´д`*)

    • もん より:

      >キノヒデさん
      そこが一番難しいところなんですが、その壁を乗り越えると飛躍的に成長するんですよね。
      世の中そううまくはいかないですね(;・∀・)

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