【本業事件簿no.1】払いました！いえ、いただいていません！人間の記憶は曖昧だからお会計は気を付けよう！

事件簿といっても大げさに事件と言えるものではないんですが、本業であったことを書いていくカテゴリー

【本業事件簿】なるものを作ってみました。

過去に「お客様は神様」と繋がるお客様の行動に関する記事も書いたりしているので
no.2～まとめて行こうと思います。

本業事件簿

飲食店を経営していると、様々なお客様が来店します。

ほんわかエピソードを作るお客様もいれば、
珍事件もあり、
中には非常識な方もいらっしゃいました。

自分では気が付かないけど言われてみると・・・

「あっ、そんなことあったかも。」

と似たような言動が思い当たる方もいるでしょう。

もしよく行くお店で、知らず知らずのうちに迷惑をかけるようなことをしていたら、
あなたは結構、損をしているかもしれませんよ？

というわけで、本業事件簿no.1

第一話は、お会計時に起きた出来事のお話です。

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事件はレジ前で起きている！

言い争いは会議室じゃない、
レジ前で起きてるんですよ！

ジジッ・・・・・

了解、今から向かう。

う～～～～～♪

払いました！いえ、いただいていません！

それはお会計での出来事でした・・・

私は、忙しそうだなぁと思いレジにヘルプに行き言われた通りの会計をすると

「払いました！」

「いえ、いただいていません！」

と言い争うAさんと店員二人・・・・・

私は二人に挟まれました。

話すと長くなるほど、複雑な流れなのですが簡単に説明すると、

1、お客様二人、AさんBさんがランチに来店。

2、AさんがBさんからお金を預かる

3、Aさんは二人分払うつもりでしたが、レジにきて「一人ずつ払う」と言い5000円出す。

4、店員が一人分の会計2000円をもらい、お釣り3000円返す。

5、Aさんが焼き菓子を買うため2000円を出し、会計を済ませる。

6、店員は背を向けて包装していた。

7、店員は焼き菓子をAさんに渡し、いつもはお金を預かったらレジの横に挟むのでお会計時の普段の流れ作業でそこにあった2000円をレジに入れる。

8、Bさんが来てお菓子を買い、そこに私がヘルプで現れる。

9、Bさん分のランチはいただいていないので、お菓子+ランチ代をお会計。

10、Aさんが「さっき二人分払いましたよ！？」と言い出す。

11、店員が「いえ、いただいていませんよ」と返す。

12、先ほどの言い争いの場面になる。

ここから、Aさんは「払いました！」の一点張り。

そしてAさんは「ここに2000円置きました！絶対です！」と前後を付けてきました。

こことはトレイのこと。
ちなみにこのトレイには名前があります。
「釣り銭トレイ」「会計盆」「コイントレイ」・・・

正式名称は「カルトン」です。

語源がフランス語で「厚紙・紙箱」を意味する「Carton」からきているのに、
日本独自の文化なんですよｗ
なんか変な感じしますね。

話が逸れましたが、AさんはBさんにピン札を預かり、それをトレイに出したと主張してるんですよね。

なにを言ってもAさんは「ここ（トレイ）にピン札2枚の2000円を置いた」と。

少しずつ、話がズレて盛られてきているんですけどね。

お気づきになった方もいますか？

筋は通っているんです。

しかし、Aさんはお会計時の出来事が混濁してます。

ほんの数分前の出来事ですよ。

責めるわけではないですが、もし自分がこうなったらと思うと怖かったです。

Aさんは結構年配の方、よく来てくださるお客様。

ですので、実際レジの中には2000円多くあり、
話を聞いてすべて理解した私が下手なことは言わず、
説明してこちらの不手際ということで謝り2000円お返ししました。

少し、怒ってはいましたがまた来てくださることを願うしかありません。

結局なんだったのか？

先ほどの簡単に流れを説明した、6・7で
Aさんが「（あ、一人分しか払ってなかった）」と思ったんでしょう、
トレイではなくレジの横に2000円挟んだんです。

それを店員がいつもの流れ作業の中で気づかず、レジに入れてしまった。

ということなんですね。

Aさんも一言言ってくれればいいのですが、言ってくれなかったんですよ。

そして、焼き菓子を買う際の2000円がピン札で、
それをレジ横に挟んだBさんのランチ分2000円と記憶が混ざってしまってたんです。

店員も気づかないのは悪いですね。

人間の記憶は曖昧だからお会計は気を付けよう！

払った！払ってない！

それじゃわかりません。

1点張りされても、それがだんだん変わってきて、お互いの話が矛盾していたら尚更わかりません。
(;・∀・)

たまたま、ピン！ときて今回は点が線になったのでよかったですが、
他のお客様を待たせていたのでホント焦りました。

今回のことで、歳をとっているとっていない関係なく人間の記憶は曖昧で気にかけていないとその部分が抜けてしまうんだなぁと改めて思いましたよ。

普段から、ちょっとした変化や何か違うことがあれば疑うように心がけたいです。

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— もん (@bblackandbblack) 2016年3月26日